初心者でも挑戦できる!八経ヶ岳登山コースを紹介

山行記録
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近畿最高峰・八経ヶ岳に登りたい!

筆者撮影

こんにちは、まめぞう(@mamezou_outdoor)です!

7/3に奈良県と和歌山県をまたぐようにそびえる大峯山脈の中の1つ、八経ヶ岳に登ってきました。

近畿最高峰の山ですが、初心者の方でも気軽にチャレンジできると思います。

ルートを紹介するので次の登山計画の参考にしていただければ幸いです。

八経ヶ岳とは?

筆者撮影

日本百名山でもある大峯山の1つが八経ヶ岳です。

標高は1,915mあり近畿地方の最高峰としても知られ、八剣山や仏経ヶ岳とも呼ばれています。

大峯山は古くから修験者が修行をしていたところでもあり、八経ヶ岳に至る道中でもその片鱗を感じることができるでしょう。

近畿の山深い原生林が楽しめるだけでなく、夏にはオオヤマレンゲという白い美しい花も愛でることができます。

登山口までのアクセス

筆者撮影

今回は行者還トンネル西口を入山口にしたので、そこまでのアクセスを紹介します。
八経ヶ岳に登るならメジャーな登山口なので参考にしてください。

八経ヶ岳へのアクセスは圧倒的に車が便利です。

上の写真が駐車場です。
1日¥1,000を管理人さんにお支払いしましょう。

筆者撮影

駐車場は結構広いです。

水洗トイレも完備されています。
トイレットペーパーもあってきれいでした。

トイレ使用時には¥100の支払いが必要です。

筆者撮影

靴の洗い場もあるので、下山したら泥を落とすこともできます。

ちなみに公共交通機関で行く場合ですが、バス1本では行者還トンネル西口までは行けないので注意が必要です。

行き方としては次の3つの方法があります。

  1. 下市口駅→天川川合まで奈良交通バスに乗車(所要時間約55分、運賃¥1,130)
    天川川合→行者還トンネル西口まで徒歩4時間
  2. 下市口駅→天川川合まで奈良交通バスに乗車(所要時間約55分、運賃¥1,130)
    天川川合→行者還トンネル西口までタクシーに乗車(所要時間約30分、料金約¥5,000)
  3. 下市口駅→行者還トンネル西口までタクシーに乗車(所要時間約1時間、料金約¥10,000)

2か3が現実的だと思いますがタクシー代がかかるため、公共交通機関で行く時は複数人で行くのがオススメです。

ルート紹介

YAMAP

行者還トンネル西口駐車場をスタートし、弁天の森~弥山小屋~八経ヶ岳を経て同駐車場に戻ってくるというルートで登ってきました。

筆者撮影

行者還-弥山登山コースを歩きます。

筆者撮影

登山届のポストがあるので、提出していない方はここで出していきましょう。

筆者撮影

沢を下に見ながら5分ほど歩くと橋が架かっています。
そんなに高くない橋なので増水時は注意が必要です。

弥山小屋に関しての注意書きがここに書いてあるので、小屋泊やテント泊を考えている方は事前に電話で確認するようにしましょう。

写真には「冬季休業中」という看板がありますが、7/3に登った時は営業されていました。

筆者撮影

橋を渡り奥にある階段を渡ると1時間ほど登りが続きます。

筆者撮影

1時間樹林帯の坂を上りきると山上ヶ岳方面と弥山方面の分岐に着きます。

ここから大峯奥駈道という修験者の修行道に合流します。
この分岐からはなだらかな道が1時間ほど続きます。

森林浴を楽しみながら進んでいきましょう。

筆者撮影

弁天の森と呼ばれる原生林の中を進んでいきます。

筆者撮影

木々の緑が目に鮮やかな道です。

筆者撮影

理源大師の銅像が現れます。

ここから弥山小屋まで1時間弱です。
この辺りでなだらかな道は終わります・・・。

筆者撮影

理源大師像を後にして先へ進むと階段が出てきます。

ここから登りに入っていきます。
この階段はまだ序の口です。

筆者撮影

こんな感じの階段が出てくれば弥山小屋はもうすぐです!

ただこの階段が異常にきついです・・・。
頑張りましょう!

筆者撮影

頑張って階段を登り切ったら弥山小屋に到着です!
ベンチもあるので休憩して息を整えましょう。

筆者撮影

トイレもあります。
トイレットペーパーも置いてあってきれいでした。

使用する際はトイレチップ¥100が必要です。

筆者撮影

ちなみに弥山小屋から弥山山頂までは往復10分です。
余力がある方は是非行ってみてください。

筆者撮影

弥山小屋からはいくつか分岐がのびていますが、八経ヶ岳へは八剣山・前鬼方面に進んでください。

筆者撮影

15分ぐらい下っていきます。

筆者撮影

八経ヶ岳に自生するオオヤマレンゲを鹿から守るために柵が設置されています。
開けたらきちんと閉めましょう。

この辺りから15分ほど登っていきます。

筆者撮影

道が岩々してきたら八経ヶ岳の山頂はもうすぐすこです!

筆者撮影

到着です!
山頂からは大峯山の雄大な森が楽しめます。

筆者撮影

山頂からの景色はこんな感じです。

筆者撮影

山頂は岩多めです。

元来た道を通って下山します。

筆者撮影

下山後は天の川温泉に入りました。
他にも洞川温泉という有名な温泉地もあるのでそちらもオススメです。

天の川温泉は広くもなく、狭くもなくきれいな温泉でした。
大人¥700、子ども¥300です。

歴史ある道で八経ヶ岳を楽しもう

筆者撮影

山深い森で森林浴を楽しめるだけでなく、古くから修験者の方々が歩かれた歴史ある道を歩けるのも八経ヶ岳の魅力です。

今回は日帰りで行きましたが、八経ヶ岳は体力に自信のない方でも弥山小屋に1泊すれば十分登れる山です。

次の登山計画の参考になれば幸いです。

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