【登山】パッキングの方法を徹底解説!

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登山の時の荷物、適当につめていませんか?

pixabay

バックパックも買って、いよいよ登山デビューだ!とお考えのあなた、登山用品を適当につめこんでいませんか?
パッキングのコツを抑えるだけで、いつでも物を取り出しやすく、安定感も増すので安全な山行もできるようになります。

安全・快適に登山を楽しむために、パッキングのコツを解説していきます!

ザックはどの容量を選ぶべき?

パッキングのコツを解説する前に、どの容量のバックパック(=ザック)を選ぶのが適切か、解説していきます。
荷物の量によってその人にあった容量は異なると思うので、あくまでも参考程度にご覧ください。

10~25L

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春夏秋の3シーズンで、日帰りの低山ハイキングしか行かない!という方は10~25Lほどの容量で大丈夫だと思います。

コンビニなどでおにぎりなどを買っていく場合は、調理器具も不要なので、防寒着等を入れても十分な容量です。

10Lだとかなり小さめなので、スピードハイクする方や、泊りで縦走登山をする方のアタックザックとしての使用がおすすめです。

30~45L

筆者撮影

日帰り登山メインだけど、そのうちアルプスで小屋泊もしてみたい!という方におすすめなのが、30~45Lのザックです。

小屋泊になると荷物も増えるので、35~45Lぐらいの容量があるのが理想です。
ただ、日帰りだと容量に対して荷物が少なくなってしまい、スペースが余り過ぎてしまうという方は、25L以下のザックと35Lぐらいのザック2個持ちを検討した方が良いでしょう。

ザックの容量に対して、荷物が少なすぎてしまうと、ザックの中で荷物が振れてしまい、歩行中の安定感が損なわれます。

ちなみに私は、35Lのザックを日帰り用として使用しています。昼食は材料を持って行って作る派なので、材料や調理道具で割とスペースを取ります。また、公共交通機関を使って行くことが多いので、下山後の着替えを入れたりすると35Lでもスペースを余すことなく使えます。

2泊3日程度の旅行にも使えるので、結構コスパは良いと思います。

移動は公共交通機関メインで、ご飯も自分で作る!という方は、30~45Lのザック1個あれば、日帰り登山から小屋泊まで使えるので、こちらを選んでみてください。

50L以上

筆者撮影

50L以上はテント泊をする方向けになります。私もテント泊で縦走するときは、最小容量55L~最大容量70Lの大型ザックを使っています。

かなり大きいので、日帰り登山向きではありません。
海外をバックパッカーとして回る方にもおすすめのサイズ感ですね。

パッキングの基本

筆者作成

ザックに①~④までの番号を振りました。それぞれのブロックに何を入れていけばよいのか、説明していきます。

山を歩いている間に使わないものを入れましょう。日帰り登山の場合は下山後に着る服や靴、テント泊の場合は寝袋やテントなどを入れましょう。
この部分はできるだけパンパンにしてあげることで、ザックが自立しやすくなります。
2気室のザックの場合、この部分は「シュラフドーム」と呼びます。

重たいものを入れましょう。私は食料を詰め込んだ箱や調理用に使う水、燃料などをこの部分に入れています。
背中に近い部分に重たい荷物を入れることで、ザックが自分の体と反対側に振れるのを防いでくれ、安定した歩行が可能になります。

軽いものを入れましょう。レインウェアや防寒着など比較的軽いものはこの部分に入れると良いです。

山行中にすぐに取り出したいものを入れましょう。行動食やトイレセット、ウエットティッシュなどをここに入れておくと便利です。この部分は「タッシュ」と呼ばれます。

これに基づいてパッキングした画像がこちらです!

パッキングBefore

筆者撮影

パッキングAfter

筆者撮影
筆者撮影

今回は日帰りですが雪山に行くということもあり、手袋や防寒着が多めですが、パッキングのやり方は基本的に同じです。

靴と貴重品を入れるサコッシュは、移動中手持ちするので今回はザックの中に入れていません。
替えの靴下や防寒着など濡れたら困るものは、スタッフバックに入れたり、ビニール袋に入れたりしてきちんと防水してあげましょう。

トレッキングポールは登山口に到着したらすぐ使用するので外付けしています。
また、行動中に飲む用の保温ボトルも外付けしています。

きれいにザックが自立しました!(フロントポケットに物を入れすぎてちょっと前傾しているのは内緒・・・)

この自立している形がとれると、バランスよくパッキングできている証拠なので、この形を目指しましょう。

美パッキングを極めましょう!

パッキングのコツを解説しました。美しいパッキングができるようになれば、荷物の振れが抑えられ、安全・快適に登山が楽しめるようになります。

だいたいの物の入れ場所を決めておいてあげると、スムーズに準備ができるようになります。

パッキングを極めて、登山を楽しみましょう~!

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