格安【ワークマン】トラベルシェルパンツは登山で使えるのか?

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ワークマンの人気商品「トラベルシェルパンツ」って実際どうなの?

筆者撮影

こんにちは、まめぞう(@mamezou_outdoor)です!

最近人気沸騰中のワークマンにストレッチ性の高いパンツがあると聞いてお店に行ってみました。

「トラベルシェルパンツ」という商品なんですが、軽量でストレッチ性もあり、しかも撥水性もあるのにとんでもなく安いという代物です。

「安くて機能性があってもアウトドアメーカーではないワークマンの商品が登山で使えるの?」と思われる方もいらっしゃると思います。

私も普段はモンベルのパンツを愛用しているので、そう思っていました。
実際にトラベルシェルパンツを履いて登山をしてきたので、リアルな使い心地をレビューしていきます。

ワークマンの「トラベルシェルパンツ」とは?

高撥水トラベルシェルパンツの概要

出典:ワークマン(SP001A 高撥水トラベルシェルパンツ | 作業着のワークマン公式オンラインストア (workman.jp))

まずワークマンの高撥水トラベルシェルパンツの基本情報を紹介します。

・価格:¥1,900(税込み)
・サイズ展開:S, M, L, LL, 3L
・カラー展開:ブラック, ライトブラウン, エンジ, グリーン, ライトパープル
・本体素材:ポリエステル88%, ポリウレタン12%

ワークマンが売りにしているポイントは
・ストレッチ性
・軽量性
・撥水性
の3点のようです。

収納

筆者撮影

パンツの収納ですがフロントポケットが両サイドに2つあります。
結構深めのポケットなのでスマートフォンや地図などは入ります。

ですがジッパー付きではないので、登山で使用すると物が落ちてしまいますね。
入れるなら小さめのタオルやハンカチぐらいに留めておくのが良いかもしれません。

筆者撮影

実際に地図を入れてみました。
すっぽり入ります。

筆者撮影

後ろにはジッパー付きのポケットが1つあります。
このポケット部分にパンツを収納して持ち運ぶことができます。

ウエスト&裾部分

筆者撮影

ウエストはゴムになっており、締め付け感がなく楽に履くことができます。
紐にはワークマンのブランドである「FieldCore」のロゴがプリントされており、この紐でウエストを締めることも可能です。

股の部分はジッパーが付いていないので、登山で使用することを想定すると男性は用を足すときに不便かもしれませんね。

筆者撮影

裾はゴムになっており、ちょうど良いフィット感でした。

ただ登山用の分厚い靴下を履くときに、パンツの裾を靴下の上にかぶせるのに一苦労します。

撥水性

筆者撮影

パンツに水を垂らしてみましたが撥水性は十分ですね。
雨の降る中、山で履いてみましたが十分撥水してくれていました。

とは言え防水ではないので、3時間ぐらい雨に当たっていると若干染みてきましたが・・・。

携行性

筆者撮影

後ろにあるポケットに収納すると上の写真のようなサイズ感になります。
重さも210gと軽いので、登山だけでなくキャンプや旅行の着替えとして持って行くのも良いかもしれませんね。

着用した時のサイズ感

筆者撮影

身長163cm、女性でSサイズを履いています。
アンクル丈なので足首は見えますね。

筆者撮影

横から見るとこのような感じの丈感です。
足首が露出してしまうので、高山での登山には向きません。

山で履くとすればハイキング程度ならOKだと思います。
それでも虫刺されのリスクはあるので、長い靴下を履く必要はあります。

登山で使えるのか?山に登って検証してみた

筆者撮影

雨の日に京都の愛宕山に登って、検証してきました。

ストレッチ性

筆者撮影

本体の生地自体もタテヨコにストレッチするので、高めの段差を登るときもストレスなく足上げができました。

また股下部分に前身頃と後身頃を繋ぐための生地が使われているため、股下部分のストレッチ性も確保されています。

私はモンベルのサニーサイドパンツを愛用していますが、ストレッチ性はトラベルシェルパンツも遜色ないと思います。

撥水性

愛宕山は低山なので山頂まで林が続いています。
雨の中でしたが木々のおかげでそこまでパンツが濡れることはありませんでした。

撥水は問題なく効いていて、よく雨をはじいてくれていました。
ですがさすがに3時間ぐらい雨に当たっていると少し染みこんできていたので、長時間雨に当たる可能性があるならレインパンツを着た方がよいですね。

残念なポイント

汗をかくとパンツが張り付く感じがする。
普段はモンベルのサニーサイドパンツというゆったりめのパンツを履いて登っています。
ワークマンのトラベルシェルパンツは裾に向かって細くなるテーパードシルエットで、割とピッタリめだったせいもあってか、汗をかくと肌に張り付くような感じがありました。
天気の良い真夏だとかなりベタツキ感は感じるかもしれません。

裾が短い。
これはアンクル丈なので仕方ないのですが、ローカットの靴を合わせると完全に足首が露出します。
今回は検証のためにトレッキング用の靴下をパンツの裾にねじ込んで、ハイカットの登山靴を履いたので肌が露出することはありませんでした。
トラベルシェルパンツを登山で履くなら、草も刈られてよく整備された道のハイキングや、縦走登山で山小屋やテントの中でのリラックスパンツとしての使用がオススメです。

ワークマンの「トラベルシェルパンツ」はこんな人にオススメ

・登山を始めたばかりなので、お試しでストレッチのあるパンツを履いてみたい方

・アウトドア活動は主にキャンプで、キャンプ場付近の高原などの散策もする方

・縦走登山で山小屋やテント場に着いてから履く軽量なリラックスパンツを探している方

軽量でコンパクトにまとまるので、下山後に銭湯に行った後着る用のパンツとしての使用も良いと思います。

コスパ最強のトラベルシェルパンツ、試してみて!

写真AC

丈感など高山の登山には不向きかなという部分もありますが、ストレッチ性・撥水性・軽量性の3つを兼ね備えて¥1,900というお値段はかなり安いです。

登山初心者の方でお試しでストレッチパンツを履いてみたいという方は、お手頃価格なので試す価値は大いにあると思います。

ワークマンのトラベルシェルパンツが気になっている方の参考になれば幸いです。

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