トレッキングポール、上手く使えてる?
こんにちは、まめぞう(@mamezou_outdoor)です!
皆さん登山の時、トレッキングポール使っていますか?
トレッキングポールには登山時の筋肉疲労をなんと約40%軽減してくれる効果があるんです!
体力に自信がない方や、下りでひざが痛くなりやすい方には是非使っていただきたいアイテムです。
ですが使い方がイマイチよく分からないという方も多いと思うので、持ち方や使い方を解説します。
トレッキングポール各部の名称
①ストラップ:手を通すことでトレッキングポールを落とすことを防止します。
②グリップ:握るところ。
③アンダーグリップ:登りで握るとラクになります。
④上段シャフト:グリップがついているところ。
⑤中段シャフト:長さを調節するところ。
⑥下段シャフト :長さを調節するところ。
⑦バスケット:トレッキングポールが地面に突き刺さりすぎるのを防ぎます。
⑧石突き:適度に地面に刺さってくれます。
⑨ポイントプロテクター(先ゴム):登山道が傷つくのを防ぎます。
グリップの種類
グリップにはT型とI型の2種類があります。
T型グリップ
T型はグリップの面積が広いため、下りの時に体重をかけやすいのが特徴です。
ですが登りでは推進力を得にくいので、ハイキングなどなだらかな道を歩く時の使用がおすすめです。
片手に1本持って使うのが主流です。
I型グリップ
I型グリップは両手に2本持って使うため、バランスを取りやすいのが特徴です。
登りで推進力を得やすいため、アップダウンの多い登山で使うのがオススメです。
ちなみに私はこちらのトレッキングポールを使っています。
Amazonで安く買えるのでお試しで使ってみたいという方にオススメです。(楽天の方が高いです)
スノーバスケットやポイントプロテクターの予備、収納袋もついているので結構便利です☻
バスケットの種類
写真左側の小さいバスケットが夏山用です。ぬかるんだ道などでトレッキングポールが刺さりすぎてしまうのを防ぎます。
写真右側の大きいバスケットはスノーバスケットと呼ばれ、雪山用です。表面積が広いので雪面上でトレッキングポールが刺さりすぎるのを防ぎます。
先ゴムは必要?
先ゴムは登山道を傷つけない目的で付けます。アルプスなどの国立公園では装着が義務付けられています。
ですが雪山やぬかるんだ道ではしっかりとトレッキングポールの石突きを刺す必要があるため、先ゴムは外します。
濡れた岩場や木の根っこの多いところを通過する時もゴムで滑ってバランスを崩さないように、先ゴムは外しておくことをおすすめします。
トレッキングポールの握り方
ストラップに手を通してグリップを握ります。
程よくストラップを締めてあげることでフィットします。
トレッキングポールの使い方
基本の持ち方
ここではI形グリップの使い方を解説します。
基本の姿勢としては肘が90度になる高さに調節して持ちます。
登りでの使い方
登りの時は短めに持って後ろ目につくことで推進力が得られます。
トレッキングポールの長さを調節したり、アンダーグリップを握ることで短めに持つようにしましょう。
下りでの使い方
下りではトレッキングポールの長さは長めに調節しましょう。
大きな段差のあるところではグリップの上部をつかんで、前の方について下ります。
トレッキングポールはあくまでも補助として使い、体重をかけすぎないようにしましょう。
なだらかな下り坂の時は自分の体の真横に降ろすようなイメージでつきます。
トレッキングポールを活用して疲れにくい登山を!
トレッキングポールを正しく使えば疲労が軽減されて楽になるので、下りではいつも膝が痛くなるという方には特に使用をおすすめします。
ただし岩場などポールを持っていると危ないなというところを通過する場合はしまうようにして、臨機応変に使ってくださいね。
トレッキングポール、買ったはいいけど使い方が分からない、購入を悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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