今回の記事では筆者のまめぞうが今年買って一番使っているし、たぶん今後もずっと使うポーチをご紹介します。
その名もパーゴワークスの「SNAP」です。
ザックのショルダーベルトに取り付けるタイプのポーチで、これを使うようになってから山行中にサコッシュを使わなくなりました。
2023年の春に購入して、日帰りや縦走登山で何度も使って分かった「SNAP」の良さを徹底レビューします。
パーゴワークスの「SNAP」であなたの登山も快適になるかもしれませんよ。
この記事を読むと
・パーゴワークスの「SNAP」って何?
・機能性はどう?
・実際の使用感が知りたい!
ということが分かります。
こんにちは、まめぞう(@mamezou_outdoor)です!
学生時代にワンダーフォーゲル部で山を始め、登山歴12年目になりました!
低山はオールシーズン、高山は夏~秋にかけてテント泊縦走しています。
スポーツ・アウトドアブランド向けに機能性生地を開発・販売する商社を経て、今は国内某アウトドアメーカーのスタッフです。
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パーゴワークスのSNAPをご紹介
筆者が激推ししているアイテムがパーゴワークスの「SNAP」です。
ザックのショルダーベルトに取り付けるタイプのポーチで、小さいながらも登山中に取り出したいものがサッと取り出せる便利アイテムです。
登山用品で後回しにしがちなポーチですが、あると便利なギアであることは間違いありません。
「SNAP」は大きく分けて3種類のモデルが展開されていて、フラッグシップモデルの「SNAP」は4色展開です。
左利き用の「SNAP Lefty」、軽量で小さめサイズの「SNAP S」は各Black1色の展開になっています。
かゆいところに手が届くラインアップです。
価格 | 4,400円 |
素材 | Black: ナイロンPCコーティング その他: 330dナイロン |
重量 | Black: 80g その他: 75g |
サイズ | 195×80×45mm |
容量 | 約0.5L |
色展開 | Black, Dark Beige, Moss Green, Urban Grey |
公式サイト | SNAP – PAAGOWORKS |
スナップのおすすめポイント3つ
小さいのに大容量
0.5Lという容量の「SNAP」ですが、登山中に必要な小物をしっかり収納できるんです。
中を開けると4つのポケットが付いています。
上の写真には日焼け止め、メモ帳、コンパス、ペン、家の鍵、サングラス、山小屋で買ったバッジが入っています。
サングラスを入れているポケットは大きいので、ゴツめのモバイルバッテリーも収納できます。
さらに外側のポケットにはスマートフォンも収納できているんです。
これまで筆者はサコッシュにこれらの小物を入れて、前に下げて歩いていました。
ですが正直「邪魔だな」と思っていましたし、ハシゴや岩場などの危険個所を通過する時にしまうのも億劫でした。
パーゴワークスの「SNAP」を導入することで必要な小物は全部ここに収納して、宿泊地や下山後にしか使わない財布などはサコッシュに入れてザックにしまえるようになったんです。
「SNAP」は小物を入れるだけではありません。
500mlのペットボトルも収納できて、ドリンクホルダーとしても使えるんです。
「小物は基本的にサコッシュかザックに入れる」という方は、飲み物とスマートフォンを入れるポーチとしても利用可能です。
ストレッチメッシュポケットが超便利
「SNAP」の前部分には、よく伸びるストレッチメッシュポケットが採用されています。
前部分だけでなくサイド部分にまでポケットが伸びているため、分厚いスマートフォンでも取り出しが楽々なんです。
サコッシュに入れているとファスナーを開けて取り出す必要があります。
ですが「SNAP」のメッシュポケットに入れておくとワンアクションで取り出せるので、登山中に出会える一瞬のシャッターチャンスを逃しません。
スマートフォンだけでなく、サングラスも入れられるので雪山でも重宝しそうな逸品です。
取りだしやすく物が落ちにくい仕様
取り出し口のファスナーは「SNAP」の曲線部分に付いています。
このファスナーがミソで、中の物を取り出しやすく、落ちにくい仕様になっているんです。
ファスナー下部にはフラップが付いていて、普通にファスナーを開けただけだとここで一旦止まります。
そこからさらに引っ張るとすべて開く仕様です。
途中でファスナーが止まってくれることで、歩きながら物を取り出しても零れ落ちないようになっています。
落とす心配を最小限に、すぐに使いたい小物にアクセスできるのが「SNAP」の魅力です。
SNAPの取り付け方法
「SNAP」の取り付け方法はいたって簡単です。
①上部に付いているカラビナをショルダーストラップのテープにかける
②フラップの穴にチェストストラップを通す
③フラップのマジックテープを留める
この3ステップで取付完了です。
カラビナとマジックテープの2か所でしっかり固定されているので、落ちる心配がありません。
山小屋に着いて「SNAP」ごと小屋の中に持って行きたいときも、サッと取り外せるのでノーストレスです。
SNAPの細かいギミックをチェック
耐水性は?
筆者が持っているブラックは表面にコーティングが施されています。
撥水が効いていそうなので、水を垂らしてみます。
見てみると中に染みこんでいる様子はなく、水滴は玉になって転がっています。
これであれば登山中、雨に降られても安心です。
ですがジッパーは止水ジッパーになっていません。
ジッパー部分に水を垂らしてみると案の定、中に染みこんでしまいました。
内側を触ると濡れているため、ジッパーからの浸水はあります。
登山中に雨が降ってきた場合は、外してザックの中にしまうのがおすすめです。
摩擦に強い?
ブラックはコーティングが施されているため、摩擦に対しての強度が気になります。
ベルクロで擦ってみたところ、コーティングのはがれは見られませんでした。
岩で擦ってしまったとしても安心して使えます。
SNAPの気になる点
激推ししている「SNAP」ですが、ザックとの相性があるのが気になる点です。
通常の「SNAP」は右利き用に作られているため、ザックの左側に付けると使いやすいです。
ですがザックのチェストストラップの左側が上記写真のようなメス型バックルだと、長さが足りず歩いている間に抜けてしまいます。
オス型バックル側に付けるとテープが長いので、しっかり留まってくれます。
カラビナで留めているので落ちてくることはないですが、よりしっかりと固定して使うためには自分のザックとの相性を確認するのが良いでしょう。
パーゴワークスのスナップは全登山者に使ってほしい!
パーゴワークスの「SNAP」を紹介しました。
筆者がここ最近買ったギアの中で一番良いと思っているぐらい、激推ししたいポーチです。
歩くとき、サコッシュが邪魔だな・・・
と思っている人にはぜひ試してほしい逸品です。
パーゴワークスの「SNAP」が、あなたの登山ライフをもっと快適にしてくれますよ。
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