初心者におすすめ!くじゅう連山登山コースを紹介【その2】

山行記録
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くじゅう連山で縦走を楽しもう

筆者撮影

こんにちは、まめぞう(@mamezou_outdoor)です!

前回の投稿でくじゅう連山の縦走ルート紹介【その1】を更新しました。
今回は坊ガツル・法華院温泉山荘をベースキャンプとして久住山・中岳・天狗ヶ城への縦走ルートを紹介します。

長者原~坊ガツル・法華院温泉山荘までのルートはこちらで確認できます。

初心者にオススメ!くじゅう連山登山コースを紹介【その1】 | まめにアウトドア (mame-outdoor.com)

ルート紹介(坊ガツル~久住山・中岳・天狗ヶ城)

出典:YAMAP

坊ガツル・法華院温泉山荘にテント泊装備や小屋泊装備を置いて、必要最低限の荷物を持って久住山・中岳の縦走に向かいます。

軽装で歩けるので体力にあまり自信がない方でも縦走登山が楽しめます。
とは言え行動時間は長いので、低山でしっかり歩いて練習はしておきましょう。

筆者は坊ガツルでテント泊をしていたので、坊ガツルからスタートします。

筆者撮影

まず法華院温泉山荘を目指します。

山荘の敷地に入り奥の方に進むと「諏蛾守方面」と書かれた看板があるので、看板に従って山荘の裏から登山道に入ります。

5分ほどコンクリートで舗装された上り坂が続きますが、すぐに登山道に入ります。

筆者撮影

30~40分ほど登ると樹林帯を抜け岩場に入ります。

右手には大きな岩々を見ることができます。

朝4時頃に出発したのでちょうど樹林帯を抜けたところでモルゲンロート**とご来光が楽しめました。

**モルゲンロート:ドイツ語で朝焼けの意味。朝日で山々がオレンジ色に染まることを指します。
ちなみに夕焼けで山肌がオレンジ色になることは「アーベントロート」と言います。

筆者撮影

たくさんのマーキングがついているので、黄色い丸をたどりながら岩場を進んでいきましょう。
浮石に足を置かないように注意して進んでいってください。

筆者撮影

岩場を抜けるとこのような平らな場所に出ます。
ここから20分ほどは四方を山に囲まれた平らな場所を歩いていきます。

筆者撮影

途中に分岐があります。

右手に上がっていくと三俣山方面、この道から長者原に下山もできます。
ただし現在諏蛾守を経て長者原に向かうルートは工事のため土日しか通行ができないそうなので(2021/5/27現在)、このルートを通る方は事前に下調べしておいてくださいね。

久住山を目指すので左手の久住分れに進みます。

筆者撮影

左手に折れ北千里ヶ浜を進んでいきます。
写真真ん中の稜線が久住山の稜線です。

筆者撮影

北千里ヶ浜を抜け久住分れに向かって岩場を40分ほど上がっていきます。

大きな岩が多いので、岩場慣れしていない方は時間がかかると思います。

筆者撮影

岩場を登りきると久住分れの稜線です!
阿蘇外輪山の雄大な景色が出迎えてくれます。

筆者撮影

久住分れから5分ほど歩いたところに避難小屋があります。
トイレもあるので、ここで休憩しても良いですね。
トイレは協力金¥100が必要です。

筆者撮影

久住分れから南東に進み久住山を目指します。
岩がゴロゴロした登り坂を上がっていきます。

地図上のコースタイムでは久住分れから久住山山頂まで40分の道のりです。

筆者撮影

道はこんな感じです。

筆者撮影

この標識が出ればあと5分で山頂です。
頑張りましょう!

筆者撮影

久住山の山頂に到着です!
登った日は風がとても強かったです。

山頂からは阿蘇の山々や中岳・天狗ヶ城などくじゅうの峰々の景色も楽しめます。

先ほどの標識のところまで戻ったら、東に針路を取り中岳を目指します。

筆者撮影

稜線を歩いていきます。
気持ちの良いルートです。

筆者撮影

中岳方面と天狗ヶ城方面の分岐に出ました。
中岳方面に進みます。
この分岐から中岳までは約40分です。

筆者撮影

先ほどの分岐から登って少し下ると御池という池が現れます。
ミルキーブルーのきれいな池でした。

筆者撮影

御池をグルっと回り高度を上げていきます。
奥に見えるのが中岳です。

ここから15~20分ほどで中岳山頂に着きます。

筆者撮影

中岳に到着です。

くじゅう連山最高峰かつ九州本土でも最高峰の山です。

久住山や阿蘇の山々だけでなく、由布岳のどっしりとした姿も見ることができます。

筆者撮影

ここでランチタイム。
バナナチップス、フルーツポンチ、SOYJOY、チーズ、おかきを食べました。
バナナチップスは少量でカロリーが取れるので、複数人いるときのお昼におすすめです!

筆者撮影

中岳を後にしたら西に向かって天狗ヶ城を目指します。

筆者撮影

久住山・中岳の展望ももちろんきれいなのですが、ここから見る三俣山が圧巻です。

天狗ヶ城から西に下って久住分れを目指します。

筆者撮影

久住分れまで戻ったら岩場を下り、北千里ヶ浜を歩いて元来た道を戻っていきます。

筆者撮影

坊ガツル・法華院温泉山荘まで戻ってきたらザックを回収して長者原登山口まで、往路と同じルートを戻って下山です。


久住山・中岳・天狗ヶ城は牧ノ戸峠登山口からであれば日帰りでも登ることができます。
地図を見る限りでは急登はなく緩やかな道のようです。

くじゅう連山には他にもミヤマキリシマが咲き誇る平治岳や大船山、火山を感じられる三俣山など様々な山があります。

3つとも日帰りで登ることもできますし、坊ガツルや法華院温泉山荘をベースキャンプとして軽装で登ることもできます。

くじゅうで九州の大自然を満喫

2回に分けてくじゅう連山のルートを紹介しました。
くじゅう連山では湿原に火山にと様々な自然を満喫できるうえ、本州で見る景色とはまた違う九州の雄大な大自然を感じることができます。

低山から高山へレベルアップを考えている方に是非登っていただきたい山です。

次に行きたい山選びの参考になれば幸いです。

前回の記事はこちらから↓↓
初心者にオススメ!くじゅう連山登山コースを紹介【その1】 | まめにアウトドア (mame-outdoor.com)

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