三重県の竜ヶ岳に登ってきました!
こんにちは、まめぞうです!2021/3/11、三重県の竜ヶ岳に登ってきました!登りは遠足尾根、下りは中道登山道を通りました。初心者の方にもおすすめできるとても登りやすい山です。
登山口までのアクセス、持ち物、実際の登山ルートを写真とともに詳しく紹介していきます!
竜ヶ岳とは?
竜ヶ岳は滋賀県の東近江市と三重県のいなべ市の間にそびえる標高1099.3mの山です。
鈴鹿山脈の真ん中あたりに位置し、山頂からは360度の展望が望めます。
稜線から見る竜ヶ岳山頂までの道も大変美しく、5月中旬頃になるとシロヤシオの白い花が咲き誇り、山頂からは羊の群れのように見えるそうです。
山頂からは鈴鹿山脈の峰々が楽しめるのはもちろんのこと、四日市の工業地帯や伊勢湾も見渡せます。また、天気が良ければ遠く白山や御嶽山、乗鞍岳も見ることができます。
ルートは遠足尾根、金山尾根、中道登山道、表道登山道の4つがあり、自分のレベルや見どころに応じて選べます。とても簡単に各登山道を説明しておきますね。
遠足尾根→初心者におすすめ!展望最高!
金山尾根→初心者におすすめ!展望はまあまあ。
中道登山道→中級者向け。沢沿いを歩いたり、岩場を歩いたりと歩いていて楽しい。
表道登山道→竜ヶ岳への最短ルート。
登山には必ず地図を持って行きましょう!
アクセス
竜ヶ岳に登るには、2か所の登山口から登る方法があります。
遠足尾根・金山尾根・中道登山道→宇賀渓キャンプ場
表道登山道→石榑(いしぐれ)峠
マイカーでお越しの方は、上記の駐車場を使うと便利です。
宇賀渓キャンプ場を利用する場合は、二輪車¥200、軽・普通車¥500の駐車場利用料が必要です。
こちらにはトイレもあります。
石榑峠の駐車場は無料ですが、峠の突き当りに5台ほどの駐車スペースしかないため、休日は混み合うでしょう。
残念ながら、公共交通機関でアクセスする方法はありません。
公共交通機関を使われる方は、三岐鉄道三岐線の大安駅からタクシーを使うのが良いでしょう。
今回はマイカーで宇賀渓キャンプ場に行きました。
観光案内所の方に料金を支払い、ここで登山届を提出して行きます。
観光案内所で作られている登山地図↓をもらうことができます。
服装
登った日は、日中の最高気温は18度まで上がるという予報もあり、行動中はべースレイヤーのみで大丈夫でした。
実際の服装を紹介するので、同じぐらいの標高・気温の山に登るときの参考にしてください。
上
べースレイヤー:モンベルZEO-LINE薄手、モンベルwickron ZEO 長袖Tシャツ
ミドルレイヤー:パタゴニアR1ジャケット
保温着:ユニクロ ウルトラライトダウン
下
靴下:モンベルwickronトレッキング用靴下
パンツ:モンベル サニーサイドパンツ
日差しが強かったので、帽子もかぶることをお勧めします!
実際の行程 遠足尾根~竜ヶ岳山頂~中道登山道
今回は写真の黄色い線で塗っているルートで登ってきました。
宇賀渓キャンプ場をスタートし、遠足尾根を通り山頂へ、下りは中道登山道を通って宇賀渓キャンプ場に戻ってくるルートです。
コースタイムはこれぐらいかかる計算です。
登りコースタイム | 3時間5分 |
下りコースタイム | 2時間30分 |
では、宇賀渓キャンプ場からスタートしていきましょう!
登山届を記入し、9時にスタートしました。
20分ほど舗装道路を上がっていきます。緩やかな上り坂です。
キャンプ場から15分ほど上がったところに、「竜の雫」というかっこいい名前の水場があります。
看板も出ているので、分かりやすいです。
竜の雫からさらに5分ほど歩くと、遠足尾根コースの入り口に着きます。
ここから山道がスタートです。
ここから1時間半ぐらいは登りが続きます。頑張りましょう!
ところどころにベンチがあるので、休み休み上がっていきます。
道はかなり整備されており、とても登りやすいです。
樹林帯を抜けると岩場がでてきます!
この辺りから展望も楽しめるようになり、いなべ市街地が見渡せます。
少し進むと、竜ヶ岳の山頂も見えてきました。
先ほどの岩場のところから20~30分ほど歩くと、ここからは稜線歩きです!
竜ヶ岳の美しい稜線を見ながら山歩きが楽しめます。
鈴鹿山脈の山々も見渡せます。
シロヤシオの群生。5月中旬~下旬になると、白い花を咲かせるそうです。
売店のおばちゃん曰く、その頃は人も多く、かなり混み合うとのこと。
ルート脇には、まだ雪が融けずに残っていました。
避けて通れるので、チェーンスパイクや軽アイゼンはなくても大丈夫です。
金山尾根ルートとの合流地点の標識です。
ここまでくれば、あと30分ほどで山頂です!
静ヶ岳への分岐。ここから竜ヶ岳まであと15分!
山頂ではパラグライダーを楽しむ人が見えました。
この登りを登り切れば山頂です!
景色を楽しみながら登りましょう~。
9時に宇賀渓キャンプ場をスタートし、12時に山頂に到着しました!
ここで山頂からの景色をご紹介☻
鈴鹿山脈の山々。御在所岳や三池岳が見えます。
藤原岳、御池岳の展望。
藤原岳の遠く向こうには、雪化粧をした山々が・・・。
これが白山です!
昼食を済ませ、下山へと向かいます!
ちなみにこの日のメニューは、じゃがりこグラタン、ずんだ餅、こっぱ餅でした。ほぼ餅(笑)
こっぱ餅は私の地元、熊本県天草地方の郷土料理で、餅に干し芋を練り込んだものです。
程よい甘さで焼くだけで美味しく食べられるので、おすすめです!
amazon、楽天で購入できるので、山ご飯に是非!
中道登山道を通って下山していきます。
いなべ市街が見渡せます。
ここから45分ぐらい、急な下り坂を下っていきます。
鹿の群れに会えました!
急坂を下りきると、沢に出ます。ここからは沢沿いに歩いていきます。
20分ほど沢沿いに歩くと、左側に折れて一瞬だけ登ります。
30段の鉄はしごがあるので、ここを降ります。
しっかり3点支持をして、気を付けて降りましょう。
さらに沢沿いを歩いて進みます。
途中、2か所ほど川を渡る渡渉ポイントがあったので、雨が降った次の日などは増水して危険です。
雨の日や雨の降った次の日は、中道登山道は避けた方が良いでしょう。
この標識が見えたら、あと1時間で駐車場です!
滝の脇を通ります。こちらは五階滝。
しばらく岩場を下っていきます。
魚止橋を渡ります。
続いて白滝丸太橋を渡ります。この橋は増水時、渡れないので要注意です!
この橋を渡り、写真奥の小屋まで上がれば舗装道路になります。
舗装道路を20分ほど下れば、スタート地点の駐車場に到着です!筆者は16時に下山しました。
竜ヶ岳から360度のパノラマを楽しもう!
初心者の方でも手軽に登れて、気持ちの良い稜線歩きが楽しめる竜ヶ岳を紹介しました。次の登山計画のお役に立てれば嬉しいです。
是非登ってみてください!
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