モンベルのレインウェアどれを選べば？
こんにちは、まめぞう(@mamezou_outdoor)です！
来る夏山シーズンに向けてレインウェアの購入をお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか？
モンベルのレインウェアは購入を検討する際、多くの方が候補に入れると思いますが種類が多すぎてどれがいいのか分からないという方も多いと思います。
今回はモンベルのレインウェアをゴアテックス素材に絞って全て解説していきます。
モンベルのゴアテックスレインウェア全商品
ストームクルーザー
モンベルのレインウェアと言えばこれ、ストームクルーザーです。
高い透湿性・防水性はもちろんですが、軽量でありながら生地の強度もあって本当にバランスがいいです。
一般的に風合いが硬くなりがちな3層の生地が使われていますが、GORE-TEX Cニットバッカーという素材が使われていて3層とは思えない柔らかな風合いも特徴です。
フードが取りはずせるストームクルーザーデタッチャブルフードもラインナップされています。
| 価格 | ￥22,880(税込み) |
| 重量(平均値) | M: 254g, W: 227g |
| 耐水圧 | 50,000mm |
| 透湿(B-1) | 35,000g/m2/24hrs |
| メンブレン | GORE-TEXファブリクス3レイヤー |
| 色展開 | M: 7色, W: 5色 |
こんな人にオススメ
・荷物が重くなりがちな縦走登山がメインの人
・藪漕ぎや岩場メインのルート歩きが多い人
バーサライト
バーサライトはモンベルのレインウェア全ラインナップの中で一番軽量なジャケットです。
バーサライトジャケットで使用されているGORE-TEX Infiniumウインドストッパーという生地が重要なポイントになります。
この生地自体は従来のGORE-TEX生地とは違い、防水性よりも透湿性と耐風性に特化したものです。
GORE-TEX INFINIUM™ プロダクト テクノロジーは、防水性よりも快適性とパフォーマンスを重視する、よりドライなシーンに適しています。晴れた空の山登りや風の中のサイクリングなど、さまざまなアクティビティで活躍します。風や寒さなどに対して快適性と防護性を提供する、汎用性の高いプロダクトシリーズです。
引用元：GORE-TEX Japan Our Product Ranges | GORE-TEX Brand
防水性に特化していないGORE-TEX Infiniumウインドストッパーにシームテープ処理を施して防水性もつけたのがこのバーサライトジャケットです。
軽いのですが2層の生地を使っているため、汗をかくと生地が肌に貼りつくような感じがあるかもしれません。
| 価格 | ￥16,060(税込み) |
| 重量(平均値) | M: 134g, W: 118g |
| 耐水圧 | 30,000mm |
| 透湿(B-1) | 43,000g/m2/24hrs |
| メンブレン | GORE-TEX Infinium ウインドストッパー |
| 色展開 | M: 4色, W: 3色 |
こんな人にオススメ
・とにかく軽いレインウェアを探している人
・トレイルランニングやスピードハイクなど軽量な荷物で行動する人
・サイクリング用のレインウェアを探している人
トレントフライヤー
トレントフライヤーはモンベルレインウェア全ラインナップの中で唯一ベンチレーションが付いているジャケットです。
レインウェアの蒸れが嫌だという人はもうこれ1択です。
12デニールの生地にGORE-TEXパックライトプラスという2.5層のメンブレンが貼り付けられており、軽量化がされています。
ツルッとした2層と違って2.5層のメンブレンはザラッとした質感で、汗をかいたときに生地が肌に貼りつくあの不快感を軽減してくれるのが特徴です。
生地が薄いのでストームクルーザーやレインダンサーに比べると強度は劣ります。
岩場や枝の多いところを通過する時には注意が必要ですね。
| 価格 | ￥25,080(税込み) |
| 重量(平均値) | M: 194g, W: 176g |
| 耐水圧 | 50,000mm |
| 透湿(B-1) | 44,000g/m2/24hrs |
| メンブレン | GORE-TEX パックライトプラス |
| 色展開 | M: 4色, W: 3色 |
こんな人にオススメ
・レインウェアの蒸れが嫌いな方
・運動量も多く汗かきな方
・軽くて着心地も良いレインウェアを探している方
ピークドライシェル
ピークドライシェルは透湿防水素材のメンブレンをジャケットの表側にもってくるという斬新なテクノロジーであるGORE-TEXシェイクドライを使用しています。
GORE-TEXのホームページを見てみるとシェイクドライは透湿性に優れているとありました。
確かにB-1値80,000g/m2/24hrsと群を抜いています。
また雨が降ってもサッと払えば水滴を落とすことができるので、タウンユースにも便利そうです。
ただメンブレンを外に配しているので摩擦に弱く、重たい荷物を背負う縦走登山には向きません。
ザックのショルダーハーネスで擦れて表面がボロボロと剥がれてくる可能性があります。
ピークドライシェルは男女兼用商品なので、女性の方はサイズ感に注意してくださいね。
| 価格 | ￥26,180(税込み) |
| 重量(平均値) | 185g |
| 耐水圧 | 50,000mm |
| 透湿(B-1) | 80,000g/m2/24hrs |
| メンブレン | GORE-TEX シェイクドライ |
| 色展開 | 1色 |
こんな人にオススメ
・トレイルランニング、ファストハイクで使う軽量なレインウェアを探している方
レインダンサー
レインダンサーはGORE-TEXを使用していながら￥20,000以下で買えてしまうジャケットです。
他のメーカーでもこの価格でGORE-TEXは買えないと思います。
ゆったりめのサイズ感なので、雪山低山でハードシェルの代わりとして着るのにも役立ちます。
下にフリースや中綿ジャケットを着ていても大丈夫です。
メンブレンに裏地を貼った3層の生地を使用しているので、他のジャケットに比べてゴワゴワ感はありますね。
| 価格 | ￥18,480(税込み) |
| 重量(平均値) | M: 335g, W: 300g |
| 耐水圧 | 50,000mm |
| 透湿(B-1) | 25,000g/m2/24hrs |
| メンブレン | GORE-TEX ファブリクス3レイヤー |
| 色展開 | M: 5色, W: 5色 |
こんな人にオススメ
・GORE-TEXのジャケットをできるだけ低価格で買いたい方
・レインウェアと冬山低山用のハードシェルを兼用で使いたい方
・縦走登山が多い方
・藪漕ぎ、岩場を通るようなルートを歩く方
トラベルレインコート
登山用ではないですが、タウンユースとして使えるGORE-TEXレインウェアもラインアップされています。
リップストップというアウトドアウェアでは定番の生地が使用されていますが、リップストップの目が小さい上マットな質感でアウトドア感はないですね。
トラベルレインコートにはGORE-TEXパックライトプラスという2.5層の生地が使用されているので、肌への貼りつきを感じにくいです。
フードは取りはずせるのでカジュアルになりすぎず、スーツに合わせてもキマります。
| 価格 | M:￥26,950(税込み), W: ￥25,300(税込み) |
| 重量(平均値) | M: 323g, W: 288g |
| 耐水圧 | 50,000mm |
| 透湿(B-1) | 44,000g/m2/24hrs |
| メンブレン | GORE-TEX パックライトプラス |
| 色展開 | M: 2色, W: 2色 |
こんな人にオススメ
・タウンユース用のきれいめなレインコートを探している方
・街着でもGORE-TEXの高い透湿防水性は欠かせないという方
モンベルのGORE-TEXレインウェアで山を楽しもう
モンベルのGORE-TEXレインウェアは他社メーカーに比べるとリーズナブルなものが多く、初めてレインウェアを買うという方にもオススメです。
とは言え安い買い物ではないので、長く使うためにも使い終わった後は中性洗剤で洗濯後よくすすいで陰干ししてあげてくださいね。
モンベルでレインウェアの購入を考えている方の参考になれば幸いです。
次回の投稿ではモンベルの独自素材DRYTECHを使用したレインウェアを紹介します。
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