パタゴニアR1&R1 Airジャケットを本音レビュー
2021/1/19に行った武奈ヶ岳でR1フーディとR1 Airクルーをミッドレイヤーとして着用してきました。
同じパタゴニアのR2ジャケットと比べて薄手なので、果たして雪山でも使えるのか・・・?
実際に着て検証してきました!
パタゴニア R1って?
“R1は寒冷な状況で動いたり止まったりを繰り返すアクティビティのための中間着として最適な、多用途型のテクニカル・フリース。” (Patagonia公式ホームページより引用)
R1シリーズには「ポーラテックパワーグリッド」という素材が使用されています。ポーラテック社はアメリカの繊維メーカーで、フリース生地で有名です。
このポーラテックパワーグリッドは、表面と裏面が違う風合いの生地になっており、表面はスムースな手触り、裏面は格子状のフリース地になっています。
裏面でかいた汗をすぐに吸収・拡散し、表面で素早く乾かしてくれます。べースレイヤーが吸った汗を素早く吸水・速乾してくれるので、汗冷えを防ぎます。
裏面は上記の写真のように格子状になっているので、グリッドの間に空気層ができるため、保温性を保ってくれます。また、この構造により適度な通気性も確保されるのです。
表面はこのようなスムースな生地感になっており、ストレッチ性に優れます。風合いも柔らかで、コンパクトにたためるのもポイント高いです。
さらに、ハイキュ・フレッシュ耐久性抗菌防臭加工が施されています。長期の縦走登山でも臭いを気にせず着用できるのは嬉しいです!ちなみに、「ハイキュ」はスイスの剤メーカーのことです。
また、フードはぴったりフィットするバラクラバ式のフードになっているので、ヘルメットを被っても干渉しません。低山の雪山であれば、バラクラバ代わりにR1のフードを着用して、上からハードシェルを羽織るのもありだと思います。
こんな人におすすめ!
・暑がりだけど、ある程度の保温性はほしい人
・基本的に3シーズン登山をするけど、低山の雪山も行くという人
・夏のアルプスで着るミッドレイヤー兼保温着にもなるようなフリースを探している人
パタゴニア R1 Airって?
“R1エアは軽量で通気性と速乾性を備え、寒冷な状況での激しい運動に最低なテクニカル・フリース。” (Patagonia公式ホームページより引用)
パタゴニアレギュレーターシリーズの中で最も軽いのがR1エアシリーズです。
中空糸という中が空洞になった糸を使用しているため、吸水性・速乾性に優れています。
また、中空糸が空気を含んでくれるため、保温性もバッチリです。
R1と違うのは格子状ではなく、上の写真のようにジグザグに織られていることです。トラバースをイメージして作られているそう。このジグザクの溝により、通気性も確保され、フリース内の蒸れを軽減してくれます。
R1エアもR1と同じく、ハイキュ・フレッシュ耐久性抗菌防臭加工が施されています。
さらに気が利いてるな~と思うのが、縫い目が肩の位置からずらされていることです。
これにより、バックパックを背負ったときに縫い目がショルダーパッドと擦れるのを防いでくれます!
こんな人におすすめ!
・できるだけ荷物を軽くしたい人
・暑がりな人
・夏のアルプスで着るミッドレイヤー兼保温着にもなるようなフリースを探している人
YouTubeでR1エアについて詳しく紹介している方がいたので、参考にしてみてください。
R1 フーディin雪山本音レビュー
着用時のコンディション
私はR1フーディを着用しました。体質としては、かなり暑がりで汗っかきです。
身長163cmでサイズはSを購入。XSだと試着した時にかなりピッタリする印象でした。
ちょっと緩く着たかったので、Sサイズを選びました。
この日の武奈ヶ岳のコンディションは入山口で9時頃の気温が0℃。
山の気温は標高が100m上がると0.6℃下がると言われているので、山頂ではおそらく-7℃だったと思われます。
武奈ヶ岳の登山記録に関しては、こちらを参考にしてください!
【雪山】武奈ヶ岳に登ってきた!持ち物・服装・行程紹介! | まめにアウトドア (mame-outdoor.com)
良かったところ
結論から言うと、雪山低山ではミッドレイヤーとして十分使えました!私が暑がりというのもあるかもしれませんが、樹林帯を歩いているうちは寒さを感じることもなく、むしろ汗ばむぐらいでした。
R1ジャケットはグリッドフリースという格子状の生地を使用しているため、起毛が施されている生地の間と間の部分からウェア内の蒸れを放出してくれます。
ただ、樹林帯を抜け、風を感じるようになってくるとさすがに寒く、ハードシェルを羽織りました。ご飯を食べている間はベースレイヤー+R1 フーディ+ダウンジャケット+ハードシェルで過ごせました。
個人的に「温かいフリース=分厚くてかさばる」というイメージがあり、山には気軽に持って行きたくないアイテムだったのですが、このR1フーディでその概念が覆りました。
また、表面の生地がフリースでなく、スムースな質感の生地が使われているので、普通のフリースの上からハードシェルを羽織るよりも、腕の引っ掛かりを感じなかったように思います。
軽くてコンパクトになって、それなりに温かいので、夏のアルプス縦走登山でもミッドレイヤーとして持って行ってストレスはなさそうです。
残念なところ
細かいところなんですが、ポケットにジッパーがないのがちょっと残念かもと思いました。
右側ポケットの内側にジッパー付きの隠しポケットはあるのですが、個人的にはポケットの入り口部分にほしいかなと思います。
山行中はウェアのポケットは使わない派なので良いのですが、縦走している時はテント場に着いたらウェアのポケットに貴重品だけ入れて散歩することがあるので、ジッパーがないとちょっと心許ないかなと思いました。
また、いいお値段するので、普段着として使用するにもポケットにジッパーがあった方が汎用性は高い気がします。
このR1フーディは雪山でも温かく感じましたが、寒がりな方はR2ジャケットの方が良いかもしれません。
1月上旬に滋賀県の霊仙山に登った時は、-5℃という環境下でもかなり温かく、稜線に出る手前ギリギリまでべースレイヤーの上にR2ジャケット1枚で行動できました。
R1 Air クルーin雪山本音レビュー
着用時のコンディション
パーティーメンバーにR1 Airを着てもらいました。体質としてはそこまで暑がりでもなく、寒がりでもない人です。身長170cmのやせ型で、R1 AirクルーのSサイズを着用しました。
着用時の山のコンディションは先述のR1フーディと同じです。
良かったところ
運動中は温かく快適でしたが、止まると寒さを感じました。メッシュの部分がR1に比べて多いので、通気性は高いと感じます。
ただ、樹林帯を抜けて風が当たるようになってくると結構寒さを感じました。途中からモンベルのインサレーションジャケットに変えましたが、そちらの方が通気性がない分温かく感じました。
雪山でも使えましたが、寒がりな方はちょっと辛いかもしれません。夏山の縦走などではとても軽いので、ザックに入れて持ち運んでもストレスにならないと思います。
残念なところ
両面ともフリース地なので、R1ジャケットと比べて温かくはあると思いますが、表面はザックのショルダーパッドで擦れて毛玉ができそうだと感じました。
また、表面がスムースじゃないので、ハードシェルを羽織るときに腕が引っ掛かるのではと思います。
今回はクルーを購入したので、ジッパーを開けての体温調節ができませんでした。山での使用メインなら、フルジップタイプのフーディか、プルオーバータイプのジップネックを選んだ方が体温調節はしやすそうです。
街着メインで、たまに山でも使いたいという方ならクルーでも良いと思います。
結論:オールシーズン使えそうなウェア!
初めて冬山でR1、R1エアを着用しましたが、行動中は十分に温かく、快適でした。
春・秋山、夏の高山でも大活躍してくれそうです!
スタイリッシュな見た目なので、街着としても使えると思います。というか、良いお値段するので使わないともったいない!笑
是非一度パタゴニアの店頭で手に取ってみてください。
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