今回の記事では登山中にもよおしてしまった時の対策を紹介します。
この記事を読むと
- 山でトイレする時の注意点
- おすすめグッズ
が分かります。
山に行く前の準備
トイレの場所を確認する
自分が行くコース上には何カ所トイレがあるのか、登山口にトイレはあるのか、あらかじめ確認しておきましょう。
トイレの場所が分かっていれば、気持ちに余裕が生まれます。
少ないと分かっていれば、早め早めに済ませることもできます。
携帯トイレの準備
山に入るときは携帯トイレも必ず持参しましょう。
トイレがある山でもです。
基本的に山にし尿を残すことは厳禁です。
携帯トイレを使用して、排泄物も使用済みのトイレットペーパーもすべて持ち帰りましょう。
もし万が一携帯トイレを使いきってしまい、山中でせざるを得なくなってしまった場合は、穴を掘ってしっかり排泄物を埋めて、トイレットペーパーは持ち帰ってください。
山中で用を足す時避けるべき場所3つ
沢・山小屋・テント場の近く
山小屋・テント場の近くは山の中において貴重な、人が泊まれるところです。
自分の排泄物で周囲の環境を汚さないようにしましょう。
山小屋やテント場には基本的にトイレが設置されています。
もよおしてしまったら、必ずトイレを利用しましょう。
また沢の近くも避けてください。
沢は貴重な水源地で、登山者だけでなく動物にとっての水源でもあります。
沢に直で排泄物を流すのはもちろん厳禁ですが、沢の近くでするのも避けましょう。
石がたくさん落ちているところ
石がゴロゴロしている斜面の側は避けましょう。
落石の危険性があります。
平たいところでも大きめの石がゴロゴロしていたら、上の斜面から落ちてくるリスクがあります。
用を足している間に落石があると、パッと逃げられずにケガをしてしまいます。
斜面の急な谷側
人目を避けて斜面の急な谷側に降りてしまうと危険です。
足を滑らせて滑落してしまうリスクがあります。
登山道からあまり離れない、傾斜が緩いところを選ぶのがベストです。
やむを得ない場合は山側に上がってください。
とは言え排泄後登山道に向けて下る必要があるので、自分が登って安全に降りて来られる斜度を見極めましょう。
もよおしてしまった時の便利グッズ4つ
携帯トイレ
携帯トイレは必ず持って行きましょう。
基本的に凝固剤と防臭袋がセットになっているので、排泄物が漏れてしまう心配がありません。
アウトドアショップでも販売していますが、楽天などでも買えます。
防災用品としても使えるので、複数個持っておくと安心です。
携帯トイレと一緒にジッパー付きの袋に入れたトイレットペーパー、女性の場合は生理用品をひとまとめにして袋に入れておくと便利です。
ミニスコップ
携帯トイレを切らしてしまって、もよおしてしまった時には、ミニスコップがあると便利です。
簡単に穴を掘って埋めることができます。
また携帯トイレを使う時も余裕があれば穴を掘って、そこに携帯トイレを設置すれば、袋が安定するので用を足しやすくなります。
ロングスカート・ポンチョ
特に女性の場合ですが、ロングスカートやポンチョがあると、用を足す際に安心です。
用を足そうとするとどうしてもしゃがむ必要がある女性は、登山道から見えるのを気にして遠くまで離れてしまう人もいるでしょう。
そうなると来た道が分からなくなり、遭難のリスクが生まれます。
ですがポンチョやロングスカートがあれば、サッと羽織って目隠しができるので、安心して用を足せます。
umitoyamaのロングスカートがおすすめです。
フリーサイズなのでゴムでサッとサイズを調節して、使えます。
撥水・防汚機能も付いているので、土がついてしまってもサッと払えば汚れが落ちます。
緑色の折りたたみ傘
緑色の折りたたみ傘も目隠しとして使えます。
緑色だと木々の色に混じるので、登山道から分かりにくくなります。
手開きタイプだと傘を開くのに時間がかかるので、ボタン開閉タイプだとすぐに使えて便利です。
まとめ
登山中に気になるトイレ問題の対策と注意点をまとめました。
生理現象なので、我慢は禁物です。
ただ自然の中で遊ばせてもらっている以上、自然を汚さないようにするというルールは守りましょう。
万が一もよおしてしまった時に備えて、トイレセットに必ず持って行ってください!
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