安くて性能の良いレインウェアがほしい!
こんにちは、まめぞう(@mamezou_outdoor)です!
前回の投稿でモンベルのゴアテックスレインウェアを解説しました。
こちらからご覧いただけます。↓↓
【2021年版】モンベル ゴアテックスレインウェアを徹底解説 | まめにアウトドア (mame-outdoor.com)
モンベルではゴアテックス以外にも独自素材のDRYTECH(ドライテック)という透湿防水素材を使用したレインウェアも出しています。
ゴアテックスレインウェアよりも手に取りやすい価格帯なのが魅力です。
今回はそんなドライテックを使用したレインウェアを紹介していきます。
モンベルの独自素材「ドライテック」とは?
ドライテックはポリウレタン樹脂でできた透湿防水素材です。
一般的にポリウレタン樹脂の透湿防水素材は耐水性が弱いため、メンブレンの厚みを厚くする必要があります。
メンブレンを厚くすると必然的に透湿性は下がります。
ドライテックは耐水性を高めると透湿性が下がるというポリウレタン樹脂の問題を解決した透湿防水素材です。
耐水圧は20,0000mm、透湿性(B-1法)は5,000~20,000g/m2/24hrsという数値が公表されています。
登山では十分使えるレベルの数値です。
モンベルのドライテックレインウェア全商品を解説
レイントレッカージャケット
レイントレッカーは表地に20デニールの比較的薄めの生地を使用しているため、3層品ながら軽量なジャケットになっています。
裏地にはポリエステルのニットを貼っているので肌離れが良く、汗をかいてもべたつきにくいのが特徴です。
3層によくあるゴワゴワとした着心地はなく、しなやかで柔らかい感じがします。
ストームクルーザーのような着心地で、もう少し安い物を探している方は一度試してみる価値はありますね。
ジャケットのフロントジッパーだけでなくポケットも止水ジッパーになっているので、防水性は高いです。
価格 | ¥11,880(税込み) |
重量(平均値) | M: 255g, W: 230g |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿(B-1値) | 20,000g/m2/24hrs |
透湿防水素材 | ドライテック3レイヤー |
カラー展開 | M: 4色, W: 3色 |
こんな人にオススメ
・それなりに透湿防水性もあって軽量なレインウェアを探している方
サンダーパスジャケット
サンダーパスジャケットは50デニールという厚手の生地を使用しているので強度に優れるジャケットです。
筆者も4年前ぐらいに購入したサンダーパスを低山でもアルプスでも着用していますが、破れや擦れもなく未だに現役で使っています。
耐水圧20,000mm、透湿15,000gで登山に十分なスペックは備えています。
ジャケットのメインファスナーは止水ジッパーになっているのでサッと羽織ることができます。
またポケットは撥水ファスナーに雨が降り込むのを防ぐフラップが付いています。
雨の日にカメラや携帯をポケットに入れる場合はきちんと袋に包むなどして防水をしましょう。
価格 | ¥10,560(税込み) |
重量(平均値) | M: 325g, W: 292g |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿(B-1値) | 15,000g/m2/24hrs |
透湿防水素材 | ドライテック3レイヤー |
カラー展開 | M: 6色, W: 5色 |
こんな人にオススメ
・藪漕ぎや岩の多いルート歩きが好きな方
・レインウェアは軽量性よりも強度重視の方
レインハイカージャケット
レインハイカージャケットはモンベルの全てのレインウェアの中で最も安いジャケットです。
透湿は8,000g/m2/24hrsと他のジャケットに比べると低いですが、登山を始めたばかりで低山しか行かないという方はこれで十分です。
2層品なので汗をかくと生地が肌に貼りつくような感じはあります。
暑い場合はフロントジッパーを開けて蒸れを逃がしてあげましょう。
価格 | ¥7,920(税込み) |
重量(平均値) | M: 260g, W: 240g |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿(B-1値) | 8,000g/m2/24hrs |
透湿防水素材 | ドライテック2レイヤー |
カラー展開 | M: 4色, W: 3色 |
こんな人にオススメ
・低山しか行かないので安いレインウェアで十分という方
・登山は始めたばかりなのでできるだけ費用は抑えたいという方
コンバーチブルレインジャケット
コンバーチブルレインジャケットは長袖と半袖の2wayで使えるレインウェアです。
トレイルランニングやスピードハイクなど運動量の多い方は暑いときは袖を外して半袖にすることで、快適に行動ができます。
また完全に半袖にせずに袖のジッパーを半分だけ開けるとベンチレーションの役割も果たしてくれるので、効率的にウェア内の蒸れを外に出すことができます。
表地は15デニールと薄い生地を使用しているので耐久性は低いです。
そのため縦走登山など大きな荷物を背負う方にはオススメできません。
価格 | ¥17,050(税込み) |
重量(平均値) | 243g |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿(B-1値) | 15,000g/m2/24hrs |
透湿防水素材 | ドライテック3レイヤー |
カラー展開 | 3色 |
こんな人にオススメ
・運動量の多い方
・トレイルランニング、スピードハイク、サイクリング用に軽量なレインウェアを探している方
バックラップレインコート
バックラップレインコートは20ℓ前後のバックパックを背負ったままでも羽織れるレインウェアです。
上高地の散策などハイキングで使用するのに適しています。
またリュック通勤されている方にもオススメです。
背面に付いている面ファスナーを開閉することでバックパックを背負ったままでも羽織れるようになっているので、晴れの日に防風用として使用したいときは面ファスナーを閉じればスタイリッシュな見た目になります。
生地は若干のテカリ感があるので、マットな見た目が好きな方はゴアテックス素材のトラベルレインコートがオススメです。
価格 | ¥12,100(税込み) |
重量(平均値) | 321g |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿(B-1値) | 8,000g/m2/24hrs |
透湿防水素材 | ドライテック2レイヤー |
カラー展開 | 4色 |
こんな人にオススメ
・ハイキングで使える長め丈のレインウェアを探している方
・通勤などタウンユースにも使えるレインウェアを探している方
まとめ
ゴアテックスよりもお手頃な値段で購入できるモンベルの独自素材「ドライテック」を使用したレインウェアを紹介しました。
登山を始めたばかりの方はゴアテックスにこだわらず、ドライテックシリーズから選んでいただいて大丈夫です。
ゴアテックスのレインウェアも気になるという方はこちらの記事を是非参考にしてください。↓↓
【2021年版】モンベル ゴアテックスレインウェアを徹底解説 | まめにアウトドア (mame-outdoor.com)
お気に入りのレインウェアでこれからの夏山シーズンを楽しみましょう!
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