【雪山】御殿山コースで武奈ヶ岳!持ち物・服装・行程紹介!

山行記録
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雪の武奈ヶ岳に登ってきました!

筆者撮影

2021年2月19日、雪の武奈ヶ岳に行ってきました!実際の行程の紹介と持ち物、服装も紹介していきます。雪山低山に行ってみたい!という方、是非参考にしてください。

武奈ヶ岳とは?

筆者撮影

武奈ヶ岳は、滋賀県大津市と高島市の境にある比良山地最高峰の山です。標高は1,214mで、200名山のうちのひとつです。その名の通り、山中にはブナの林が広がっています。

山頂に至るまでは様々なコースが選べるので、自分のレベルや見どころを選んで登ることができます。

頂上からは琵琶湖だけでなく、比良山地の山々や伊吹山を見渡せ、360度の展望が楽しめます。
晴れた日には遠く御嶽山や白山、アルプスの峰々まで望めます!

アクセス

筆者撮影

今回は坊村~ワサビ峠~武奈ヶ岳の往復で登山計画を作成しました。
このルート、コースタイム約4時間半で、武奈ヶ岳山頂に行くコースの中で一番最短で山頂までいけるルートです。

ただ、スタートからいきなり急登が続くので、けっこうしんどいです・・・。

今回はマイカーでのアプローチだったため、登山口近くにある葛川市民センターの駐車場をお借りしました。登山者の方はここに停める方が多いようです。

もちろん、公共交通機関を使ってもアクセスできます!
JR京都駅からのアクセス方法を紹介します。

電車:JR京都駅→JR奈良線奈良行きに乗車→東福寺駅→京阪電車に乗り換え→京阪本線出町柳行きに乗車→出町柳駅 ¥420
バス:出町柳駅→京都バス10系統 朽木学校前行→坊村下車 ¥1,050

トイレはバス停のすぐ近くにあるので、そちらを利用すると良いでしょう。
トイレットペーパーが切れていることがあるので、念のため持参しているトイレットペーパーをもって入ることをおすすめします!

山を登るときは登山地図を忘れずに!アクセス情報も載っているので、登山計画を立てるのにも役立ちます。


服装&持ち物

服装

筆者撮影


ベースレイヤー:モンベル ZEO-LINE薄手、モンベル wickron ZEO長袖Tシャツ
ミッドレイヤー:パタゴニア R1ジャケット
アウターレイヤー:モンベル サンダーパスジャケット
保温着:ユニクロ ウルトラライトダウン


ベースレイヤー&靴下:タイツ、薄手の靴下、モンベル wickronトレッキング用靴下
ミッドレイヤー:モンベル サニーサイドパンツ
アウターレイヤー:モンベル サンダーパスパンツ

私はかなりの暑がり&汗かきなので、身に着けているベースレイヤーやパンツは薄手のものを着用し、ミッドレイヤーで体温調節しています。

寒がりな方は、中厚手のインナーやパンツを着用することをおすすめします。
レイヤリングの方法に関して過去の記事で解説しているので、良かったらこちらも参考にしてください!

https://mame-outdoor.com/layering/
https://mame-outdoor.com/layering2/

持ち物

筆者撮影

上記写真が今回実際に持っていったものたちです。
ザックはOSPREY KYTE 36リットルで行っています。

身に着けるもの系
※上記服装に記載しているうち、すでに身に着けているものは除外しています。
・ユニクロ ウルトラライトダウン
・Colombia オムニヒートジャケット
・モンベル サンダーパスジャケット
・替えの靴下
・ネックウォーマー
・ニット帽
・モンベル シャミースグローブ
・スキー用グローブ
・防寒テムレス
・ゲイター
・サングラス

飲食物系
・保温ボトルに入れたお湯500ml
・水 1L
・食器
・箸&スプーン
・行動食
・メスティン
・昼ごはんの材料(今回は雑炊でした)
・火器

緊急セット
・ホイッスル
・コンパス&マップ
・モバイルバッテリー
・SOLエマージェンシーシート
・救急箱
・非常食(ウィダー&カロリーメイト)
・装備箱(替えの靴紐、ライター、細引き、軍手、裁縫セット、予備の電池)
・ヘッドランプ

その他
・トレッキングポール スノーバスケット付き
・軽アイゼン&チェーンスパイク(※山頂まで行く場合は12本爪アイゼン推奨)
・タオル
・デジカメ
・携帯
・財布
・トイレセット
・ウエットティッシュ
・ショベル
・トレールクッション
・ヒップソリ(外付け)
・下山後に着る服&靴

雪山ということもあり、夏山に比べるとかなり大荷物です。
パッキングのやり方に関しては、こちらの記事を参考にしてみてください!
https://mame-outdoor.com/packing/

実際の行程

葛川市民センターへ向かう途中の風景です。
すでに景色が白い・・・。8時ぐらいでこの辺の気温は2℃です。

葛川市民センターに到着し、準備を整え、出発します!
スタート時刻は8:50。

スタート時点の気温は0℃。歩行者信号にツララができていました。

駐車場を出て信号を渡り、左手に少し進むとトイレがあります。
そこで用を足し、トイレから出て左に進みます。
少し歩くと写真奥にある赤い橋が見えてきます。

橋の手前で右手側に50mほど歩くと登山届のポストがあります。
ここで登山届を提出していきましょう!
登山届を提出したら、橋を渡って進んでいきます。

神社の左側を通り抜けて進んでいくと、御殿山コースの看板があります。
このルートを登っていきます!

既に登っている人もいるようで、ふみ跡があります。

序盤は倒木多し・・・。

倒木をまたいだり、くぐったりを繰り返して進んでいきます。
雪質はフワフワでアイゼンなしでも歩ける感じです。

展望が出てきました!
吹く風を冷たく感じるようになってきました。

山肌をトラバースするように進んでいきます。
きつめの斜面を横切って進んでいくので、山側の脚に体重をかけるように歩きましょう!

標識発見!ここから傾斜は緩やかになっていきます。

20分ほど歩くと積雪期ルートと無雪期ルートの分岐が出てきます。
積雪期ルートを進みます。

30分ほど歩き、ワサビ峠に到着しました!
この時点で12:10。計画では、11:20に武奈ヶ岳山頂についている予定だったので、50分押しです。

御殿山を超えたあたりから積雪量も増えてきていたため、ワサビ峠より先も積雪量は増えると予想。
夏山ならワサビ峠から武奈ヶ岳まで40分でいけるのですが、それ以上に時間はかかるでしょう。
下山にはコースタイムで言うと1時間45分かかりますが、おそらくそれ以上にかかるとふみました。

さらに、パーティーメンバーが膝の痛みを訴えたため、メンバーの体調と下山時刻が遅くなることを考慮し、これ以上先に進まないことにしました。

ということで、ワサビ峠で昼食です!

この日の昼食は雑炊です!
見た目はちょっと残念な感じですが、奇跡的に美味しかったです♪

ワサビ峠ではきれいな樹氷が見られたので大満足です!
昼食も食べ終えたので、下山していきます。

御殿山から見た武奈ヶ岳方面。稜線付近は結構積もってそうです。
午後になり気温も上がってきたので、雪質は固く締まってきました。
御殿山で軽アイゼンを装着します。

シュカブラと雪庇。
雪山ならではの風景です。

ところどころヒップソリを使って下山していきます。らくちん!

下界が近づいてくると、雪も融け、地面が見えるようになってきました。

入山口の橋のところまで戻ってきました!
朝、欄干の上に積もっていた雪はすっかり融けてしまっています。

今回、武奈ヶ岳登頂は諦めましたが、山頂からはこのような景色が見られます!
(写真は夏山です・・・)

琵琶湖がキレーーーに見えるんです。

また寒い季節にリベンジしたいですね!

雪の武奈ヶ岳はきれい!

山頂まで行くことはできませんでしたが、シーンと静まり返った山の中を歩くという雪山ならではの体験ができました!

樹氷を見ながら食べた温かい雑炊が五臓六腑に染み渡りましたね~。
雪山に挑戦してみたいという方、是非武奈ヶ岳に行ってみてください!

この記事が次の登山計画の参考になれば嬉しい限りです。

コメント

  1. ナイロンポリエステル より:

    たまになる記事ありがとうございました!
    武奈ヶ岳行ってみます!

    • まめぞう より:

      ナイロンポリエステル様

      コメントいただきありがとうございます!
      山頂ではとてもきれいな景色が楽しめるので、是非行ってみてください!

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